ドキュメント ツール

スポイトツール

絵全体から、一枚のレイヤーから、あるいは画面から色を吸い取って、そのままカラーパネルへ送ります。いま持っているツールから、ひととき借りることもできます。

スポイトツール(I)のオプションは、参照元とサイズの二つです。ツールオプションバーには短い案内も出ます。「クリック: 塗り | Shift+クリック: ストローク」です。

色を吸う

キャンバスをクリックすれば、カーソルの下の色を吸い取ります。カーソルを乗せている間、十字が正確な吸い取り位置を示します。吸い取るのはクリックした瞬間で、離したときではありません。だからドラッグしても余分なことは起きず、押した一点で一度だけ吸い取ります。

Shift を押しながらクリックすると、塗りではなく線の色に入ります。

項目初期値何をするか
参照元表示中すべて表示中すべては、合成されたとおりの絵を読みます。グリッド、オニオンスキン、ガイド、ハンドルのように上に重ねて描かれるものは入りません。このレイヤーは、選んでいるレイヤーだけを、ほかのレイヤーに覆われているところでも読みます。画面は、重ねて描かれたものも含めて、画面に出ているものをそのまま読みます
サイズ1 pxその点のまわりの 3×3、5×5、11×11 ピクセルの正方形を平均します。塗った色や写真の色のざらつきやノイズがならされます。画面では、いつも 1 ピクセルだけを読みます

選んだ参照元に何も描かれていないところ、つまり絵の外やレイヤーの透明な部分では、代わりに画面の色を吸い取ります。

色がどこへ行くか

吸い取った色は、いつでもカラーパネルのアクティブな枠を書き換えます。絵そのものに書き戻されるのは、選んでいるレイヤーが編集できるシェイプレイヤーのときだけです。ラスターセル、ピクセル、ボーン、カメラのレイヤーを選んでいるとき、あるいは何も選んでいないときは、カラーパネルだけが変わり、キャンバスには触れません。

その場だけのスポイト

色を拾うためにツールを持ち替える必要は、ほとんどありません。ほかのたいていのツールを持ったまま Alt を押してクリックすれば、そのツール本来の仕事の代わりに色を吸います。効かないのはノードツール、ペンツール、ボーンツール、それにペイントモードがオンのウェイトペイントだけです。これらは Alt をすでに別のことに使っています。その場だけのスポイトも、スポイトツールで決めた参照元とサイズを使います。

キャンバスの上に出たスポイトの十字カーソル。色を塗りの枠へ吸い取っているところ。
I スポイトツール
Shiftクリック 塗りではなく線の色に吸い取る
Altクリック ほかのたいていのツールから、その場だけスポイトを使う