ドキュメント リファレンス

クラッシュ報告とプライバシー

Celas Studio が落ちたときに何を記録するのか、報告に何が入っているのか、そして送ると決めたときに実際に何を送るのかをまとめます。

Celas Studio は、ほかの何よりも先にクラッシュの受け皿を仕掛けます。Windows でも、すべての POSIX 系の環境でもです。アプリが落ちると、その受け皿が小さなテキストの報告をディスクに書いて(メモリのダンプはけっして書きません)、脇へどきます。落ちたその瞬間に、何かが自動で送られることはありません。

報告に入っているもの

項目それが何か
アプリのバージョン、環境、OS のバージョン、CPU のアーキテクチャビルドを見分けるためのもので、利用者を見分けるものではありません
原因と障害のアドレスどの種類のクラッシュで、メモリのどこで起きたか
スタックトレース最大 64 段。できるところは記号に直されます
レイヤー数、現在のフレーム、総フレーム数そのとき開いていたプロジェクトのおおまかな形。名前も中身も入りません
アクティブなツール落ちたときに選ばれていたツール

ファイル名も、ファイルのパスも、絵も、クラッシュ報告に入ることはけっしてありません。ドキュメントの中身はまったく入っていません。入っているのは、上の数だけです。

次にアプリを開いたときに何が起きるか

報告が待っていると、次の起動でダイアログが出ます。「Celas Studio が予期せず終了しました」と、上に書いたのと同じプライバシーの要約、そして二つの選択肢です。報告を送信と、あとで。

  • 報告を送信は、裏側の処理で報告を送り、成功したらローカルのファイルを消します。
  • あとでは、報告をディスクに残したままダイアログを閉じます。何も送られません。実際に報告が送られるまで、次の起動でも同じダイアログが出ます。
クラッシュ報告を送るのは、いつでもこの手作業の一手順です。環境設定 ▸ 一般 に「匿名のクラッシュ報告を送る」のチェックがありますが、報告が自動で送られることはけっしてありません。決めるのは、毎回このダイアログです。

機械から出ていくもの

送られた報告は、HTTPS で celas.studio へ届きます。スタックトレースの中のホームディレクトリのパスは消されます(/Users/、/home/、C:\Users\ より後ろは、要求がこの機械を離れる前に [user] に置き換わります)。スタックトレースの長さにも上限があります。同じ環境からの繰り返しのクラッシュをまとめられるよう、匿名のインストール ID が報告と一緒に運ばれます。これはローカルで作られるもので、ハードウェアの指紋ではありません。たまたま celas.studio のアカウントにサインインしていれば、報告はそのアカウントに紐づきますが、送るためにサインインが要ることはけっしてありません。

報告がどこに置かれるか

送っていない報告は、ほかの設定の隣、アプリデータのフォルダーに crash-report.txt として座ります。「Celas Studio がファイルを置く場所」を見てください。その隣に匿名の client-id.txt が座ります。アプリがいつものフォルダーを知る前に落ちてしまったときは、Windows では実行ファイルの隣のファイルへ、macOS と Linux ではシステムの一時フォルダーへ落ちます。