プロパティパネル
プロパティパネルには、選んでいるレイヤーのすべての設定が入ります。欄はレイヤーの種類に合わせて出たり消えたりします。その読み方と、それぞれの欄の中身をまとめます。
ウィンドウ ▸ プロパティ で開きます。初期状態で出ています。このパネルはいつも主となる選択レイヤー、つまり最後にクリックしたレイヤーに付いていき、何も選んでいないときは「選択なし」と出ます。
どの欄が出るかは種類で決まります。どのレイヤーにもトランスフォームとレイヤーがあり、シェイプレイヤーにはパス、塗り、線が加わります。グループレイヤーにはブーリアン / リキッドシェイプが、ボーン、画像、メッシュのレイヤーにはそれぞれ専用の欄が加わります。オーディオレイヤーは、トランスフォームの代わりにオーディオの欄になります。
行、ひし形、取り消し
アニメートできる行は、どれも小さなひし形から始まります。中が空なら、今のフレームでそのパラメーターにキーフレームがないという意味です。琥珀色で塗られていればキーフレームがあります。クリックするとキーが足され、もう一度クリックするとそのキーが外れます。
フレーム 0 ではひし形は何もしません。フレーム 0 は作画用のフレーム、つまりバインドポーズなので、アニメーションはフレーム 1 から始まります。
数値の欄はドラッグ式です。押して横に引くと値がスクラブできます。押してから離すまでのひとつながりのドラッグが一つの取り消し操作なので、値を行ったり来たりさせてもヒストリーパネルが埋まることはありません。ダブルクリックすれば直接打ち込めます。受け付けるのは数字、小数点、符号、そして四則の記号なので、100/2 のような式もそのまま通り、それ以外は入りません。
オートキーと複数選択
すでにアニメートされているパラメーターを編集すると、いつでも今のフレームでキーが打ち直されます。編集からまったく新しいキーを作るには、対応するオートキーのチャンネルが立っている必要があります。編集 ▸ オートキーのチャンネル か、タイムラインのオートキーのポップアップで決めます。位置、回転、スケールは初期状態で立っています。頂点、スタイル、アンカー、不透明度、ブレンド、レイヤーエフェクトは立っていません。
アクションを編集している間は、チャンネルの状態に関わらず、スタイルの編集につねにキーが打たれます。
レイヤーを複数選んでいると、スタイルとレイヤーの設定(不透明度、描画モード、塗りと線の色、線幅、破線)が、同じ取り消し操作の中で選択の残りにもコピーされます。変形はわざと配られないので、少し動かしても主となるレイヤーだけが動きます。
トランスフォーム
| 行 | 初期値 | 範囲 | 注意 |
|---|---|---|---|
| 位置 | 0, 0, 0 | 制限なし | X、Y、Z。Z はアニメートできるデータですが、平らな 2D の合成では無視されます。マルチプレーンと 3D レイヤーが使います |
| 回転 | 0, 0, 0 度 | 制限なし | ひし形一つで三つともキーが打たれます。Z は平らな 2D のロール、X と Y は傾きで、それぞれ自分のチャンネルを持ちます |
| スケール | 1.00, 1.00 | 0.01 から 100 | 行の端の鍵で縦横比を固定できます |
| アンカー | 自動 | 自動は、レイヤー自身の中身の中心を使います。手動に切り替えると、その中心が欄に入り、基準点を動かせるようになります | |
| パスに追従 | なし | 点が二つ以上あるほかのシェイプレイヤーを選ぶか、スポイトでキャンバス上のパスをクリックします。カメラには出ません | |
| 進み具合 | 0% | 0 から 100% | レイヤーがパスのどこまで進んでいるか。弧の長さで測ります。閉じたパスでは -999 から 999 の周回カウンターも付き、-100 から 100% まで許されます |
| パスに沿って向く | オフ | レイヤーをパスの接線に合わせて回します。自分の回転に足されます |
カメラを選ぶと、トランスフォームに四つの行が加わります。ズームは初期値 1.00、範囲 0.1 から 10。カメラ深度は初期値 0、範囲 0 から 8 で、0 が平らで、値が大きいほどマルチプレーンのパララックスが強くなります。被写界深度は初期値 0、範囲 0 から 100。そして注視点は初期状態でオフです。注視点がオフのときカメラは自分の軸で回り、オンにすると、置いてキーフレームを打てる目標に狙いを定めます。目標は真正面に置かれるので、オンにしても画面が動くことはありません。
レイヤー
この欄は、どの種類にも出ます。
| 行 | 初期値 | 何をするか |
|---|---|---|
| 不透明度 | 100% | レイヤーの不透明度。0 から 100%。選択全体に配られます |
| ブレンド | 通常 | レイヤーパネルの上端と同じ十四の描画モード。カーソルを乗せたときのプレビューも同じです |
| 重ね順 | オフ、ずらし量 0 | 同じ親を持つレイヤーの中で、描画順をキーフレームで飛ばします。ずらし量は、きょうだいの数から 1 を引いた値までに収められます。きょうだいが二つ未満のときは使えません |
| バリアント | オフ | レイヤーに子があるときだけ出ます。その子を排他にして、キーフレームで切り替えられるようにします |
| シェイプをアニメート | オフ | レイヤーの親がバリアントの入れ物のときだけ出ます。このレイヤー自身の子を、キーフレームなしで時間に沿って循環させます |
| アルファクリッピング | オフ | レイヤーの外へ広がるエフェクトを、同じ親の中で下にあるレイヤーがすでにアルファを持っているところに閉じ込めます。子孫にも波及します |
| アンチエイリアス | オン | シェイプレイヤーとベクターレイヤーだけ。ドット絵の硬いギザギザの縁が欲しいときはオフに |
パス、塗り、線
シェイプレイヤーには、さらに三つの欄が付きます。パスは頂点の数と、輪郭が閉じているか開いているかを示します。そのひし形は、今のフレームで頂点の一式まるごと(点、閉じているかどうか、余分な輪郭)にキーを打ちます。
塗りは「なし」から始まります。タイプのコンボには、なし、単色、線形、楕円、放射状、円錐が並び、四つのグラデーションのどれかを選べば、ほどよいストップと形が用意されます。単色の色の初期値は中間の灰色で、カラーパネルやスウォッチパネルから見本をドラッグして落とせます。余分な輪郭を持つシェイプには「塗りの重なり」の切り替えも付きます。オフなら偶奇の規則で、重なりが穴になります。オンなら非ゼロの規則で、重なりも塗られたままになります。
線は単色、明るい灰色、幅 2.0 ピクセルから始まります。主な行は、0 から 100 ピクセルの幅、線を描き起こしていくための表示開始 0% と表示終了 100%、0 から 10 ピクセルのラインボイルと 2 フレームのボイル間隔、破線、丸に設定された線端、丸に設定された線の結合、中央に設定された位置、そして継承の重ね順です。ブラシをオンにすると、シェイプ自身のブラシチップが中心線に沿って押されるようになり、チップ、間隔、散布、ジッター、グレイン、ボイルの操作が出てきます。詳しくは「塗りと線」と「グラデーション」を見てください。
種類ごとの欄
| 欄 | どの種類で出るか | 中身 |
|---|---|---|
| オーディオ | オーディオレイヤー | 音量 0 から 200%、初期値 100%。読み取り専用のレベルをデシベルで表示し、下限は -60 dB。それにミュート |
| ブーリアン / リキッドシェイプ | グループレイヤー | モードは、なし、合体(リキッド)、型抜き、交差、XOR から。モードがなし以外になると、0 から 1000 ピクセルのキーフレームを打てるブレンド半径が付きます |
| ボーン | ボーンレイヤー | ボーンの一覧、そのあとに選んでいるボーンの種類、角度、長さ、伸縮、ウェイト範囲、制約、インバースキネマティクス、コントロールボーン、ダイナミクス、アクション |
| 画像 | 画像レイヤー | 読み取り専用の大きさとファイル名 |
| メッシュ | メッシュレイヤー | 読み取り専用の頂点数と三角形の数。それに(編集モードでだけ)1 から 40 のグリッドの列と行、初期値 8×8、そしてグリッドを再構築 |
ボーンの行は「ボーンの基本」「IK と制約」「ボーンダイナミクス」で扱います。