プロジェクト設定
いま開いているプロジェクトそのものを決めるダイアログです。キャンバスサイズ、フレームレート、フレーム数、ピクセルモード、モーションブラーが入っています。
ファイル ▸ プロジェクト設定 を開くと、小さなダイアログが出ます。中身は、ツールでも Celas Studio 全体でもなく、プロジェクトそのものに属する設定だけです。プロジェクトを開くまではグレーです。開いていなければ編集する相手がいないからです。
ダイアログの項目は、まとめて効きます。OK を押すと、変更一式がひとつの操作として記録されます。キャンセルを押せば、どれも適用されません。ダイアログを開いている間のプレビューはありません。
キャンバスサイズとフレームレート
| 項目 | 範囲 | 初期値 | 変えると何が起きるか |
|---|---|---|---|
| 幅 | 1 から 7680 px | 1920 | キャンバスの幅をピクセルで決めます |
| 高さ | 1 から 4320 px | 1080 | キャンバスの高さをピクセルで決めます |
| 基準位置 | 九つの位置 | 中央 | 幅や高さを変えたとき、キャンバスのどの部分がその場に残るかを決めます。サイズがいまの値と違うときだけ使えます |
| FPS | 1 から 120 | 24 | タイムラインが再生しエクスポートするフレームレートを決めます。フレーム番号はずれないので、同じ範囲がそのまま速く、あるいはゆっくり再生されるようになります |
キャンバスサイズを変えると、キャンバスは基準位置を起点に広がったり縮んだりします。初期状態の中央のマスなら、絵は中央に残ります。左上のマスを選べば、右と下にだけ余白が足されます。ほかのマスなら、その角や辺がその場に残ります。変わるのはページだけです。3D レイヤーとカメラの深度は遠近感を保ち、キャンバスに表示している参考画像も、絵の同じ場所に重なったままです。基準位置は、ダイアログを開くたびに中央へ戻ります。フレームレートを変えても、読み込んだ動画と音声のクリップは秒で数えた本来の長さのままです。シンボルの中にいるときに開いても、プロジェクト設定が変えるのはプロジェクトで、シンボルではありません。
フレーム数と作画用のフレーム
フレーム数は、アニメートできるフレームの本数で、1 から 99999 までです。ダイアログはこれを、プロジェクトが実際に持っている数より一つ少なく見せます。フレーム 0、つまり編集モードが働く作画用のフレームは、アニメーションのフレームとして数えないからです。OK は保存するときにこれを足し直し、プロジェクトが短くなった場合は現在のフレームを新しい範囲に収めます。
項目の下にある長さの表示が、入力に合わせてフレーム数と FPS を秒に換算します。フレーム数ではなく、実際の長さで判断できます。
ピクセルモード
| 項目 | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| ピクセルモード | オンまたはオフ | オフ |
| ピクセルサイズ | 1 から 512 px。ピクセルモードがオンのときだけ出ます | 10 |
ツールバーのベクターとピクセルの切り替えと ピクセル ▸ ピクセルモード は、このダイアログを開かずに同じ設定を切り替えます。ピクセルサイズは、絵の 1 ピクセルをキャンバスの何ピクセルで表すかです。ピクセルサイズを 4 にすれば、粗いブロックの解像度で描きながら、ファイルはキャンバスの原寸でエクスポートできます。
モーションブラー
| 項目 | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| モーションブラー | オンまたはオフ | オフ |
| シャッター角度 | 0 から 720 度。モーションブラーがオンのときだけ出ます | 180 |
| シャッター位相 | -360 から 360 度。モーションブラーがオンのときだけ出ます | 0 |
| サンプル数 | 2 から 64。モーションブラーがオンのときだけ出ます | 16 |
この四つは、プロジェクト全体のモーションブラーの既定値です。レイヤーごとのオンとオフは、それぞれのレイヤーが決めます。シャッター角度、シャッター位相、サンプル数が動くフレームに何をするかは「モーションブラー」を見てください。
プロジェクトのものと、そうでないもの
このダイアログの中身はすべて .cls ファイルに保存され、一緒に運ばれます。同じプロジェクトを別のマシンで開いても、キャンバス、フレームレート、フレーム数、ブラーの設定は同じです。ほかに何が入っているかは「.cls プロジェクトファイル」を見てください。
環境設定 ▸ 一般 にも、似た名前の「プロジェクトの初期設定」の欄があり、そこにもフレームレート、キャンバスの幅、キャンバスの高さがあります。そちらはプロジェクトごとではなくアプリごとの設定です。ホーム画面や Ctrl+N から新しいプロジェクトを作るときの元になるだけで、変えてもすでに開いているプロジェクトには何も起きません。