静止画、連番、スプライトシートのエクスポート
一枚のフレーム、番号付きのフレームが並ぶフォルダー、あるいは一枚に詰め込んだグリッド。三つの画像のエクスポートは設定のパネルを共有していて、違うのは何を書くかだけです。
ファイル ▸ エクスポート には、画像の行き先が三つあります。「画像…」は名前を付けたフレームを書き、「PNGシーケンス…」はフォルダーの中にフレームごとに一つずつファイルを書き、「スプライトシート…」は範囲全体を一枚のグリッド画像に詰め込みます。三つとも同じ形式、品質、解像度、背景の行を使うので、一つ覚えれば残りの二つもわかります。
形式と品質
| 形式 | 透過 | 品質のスライダー | 注意 |
|---|---|---|---|
| PNG | あり | なし | 可逆。安全な初期値 |
| JPEG | なし | あり。1 から 100 | 写真向け。ベタの色や線画では劣化が目に付きます |
| WebP | あり | あり。1 から 100 | 100 にするとスライダーが「可逆」になり、エンコーダーが切り替わります |
| BMP | なし | なし | 無圧縮。これを求めるツールのためだけに |
品質の初期値は 90 で、JPEG と WebP のときだけ出ます。WebP の 100 は、とても高い品質というだけでなく本当に可逆です。ベタ塗りの多い絵なら、まったく同じピクセルで PNG より小さくなることもよくあります。
背景はキャンバスの色、黒、白、透過から選びます。透過が並ぶのは PNG と WebP だけです。JPEG や BMP では、行の下に薄い一行が出て、その形式は透過を保存できないのでキャンバスの色を使う、と伝えます。
解像度
幅と高さは、ダイアログを開くたびにキャンバスから始まり、1 から 16384 ピクセルまで受け付けます。縦横比を固定は、どちらかをドラッグしている間、比率を保ちます。すべては頼んだ大きさで描き直されるので、大きくエクスポートするのは引き伸ばしではなく本物のレンダリングです。
一枚の画像
「画像…」のダイアログには、範囲の代わりにフレームの欄があります。いまいるフレームから始まり、プロジェクト全体を覆います。ファイル名の初期値は illustration に形式の拡張子が付いたものです。
このエクスポートはその場で書かれ、進捗のダイアログは出ません。静止画はレンダリング一回だからです。ファイルが書けないときはダイアログが開いたまま「ファイルを書き込めませんでした。」と赤で出ます。たいていはフォルダーが読み取り専用か、その名前がほかのソフトで開かれています。
PNGシーケンス
ここでの参照は、ファイル名ではなくフォルダーを選びます。ファイルは frame_0001 に選んだ拡張子を付けた名前で、四桁で、開始から終了までの範囲のフレームごとに一つずつ書かれます。
このダイアログは名前に反して PNG に限られません。JPEG、WebP、BMP の連番も同じ場所から出てきます。下端には、いまの範囲でフレームが何枚できるかが出ます。
スプライトシート
シートは、範囲のすべてのフレームを左から右へ、そして下へとグリッドに並べます。一つのマスは、決めた解像度そのままです。
| 項目 | 範囲 | 初期値 | 何をするか |
|---|---|---|---|
| 列数 | 0 から 64 | 0(自動) | 一行あたりのマスの数。自動なら正方形に近いグリッドを選びます |
| 間隔 | 0 から 64 px | 0 | マスとマスの間の隙間 |
間隔が入るのはマスとマスの間だけで、外周には入りません。だから 4 列のシートには隙間が 3 つあります。エンジンがスプライトを拡大するときに隣のピクセルを拾ってしまうのでなければ、0 のままにしておいてください。
二つの欄の下の行が、フレーム数、列 x 行のグリッド、そして仕上がるシートの実際のピクセルサイズを教えます。この数字は見ておいてください。マスの大きさにグリッドを掛けた値は、グラフィックのハードウェアがテクスチャーとして読み込める大きさをあっという間に越えます。1920 x 1080 の 40 フレームで、もう 13000 px のシートです。
ダイアログは、グリッドの隣に仕上がりのシートの大きさを印字します。どちらかの辺が 32767 ピクセルを越えると、シートは一枚の画像として書けません。だから大きさの行が赤くなり、理由を伝え、フレーム数か列数かマスの大きさを減らすまでエクスポートが使えなくなります。
何が引き継がれるか
三つのダイアログは、それぞれ自分の形式、品質、背景を覚えています。スプライトシートは列数と間隔も覚えます。出力先、解像度、フレームの範囲は覚えられません。毎回プロジェクトから読み直されます。