見つからない素材
プロジェクトを開いたときに、リンクした動画や音声のファイルが見当たらないと何が起きるか、そしてつなぎ直すとクリップがどう戻るかをまとめます。
動画レイヤーとオーディオレイヤーはプロジェクトに埋め込まれません。.cls が保存するのはファイルのパス、クリップの並び、切り詰めだけで、実際の素材はそのパスの先から読みます。ファイルを移したり、名前を変えたり、消したりすると、リンクが切れます。何が埋め込まれ、何がリンクされるだけなのかは「.cls プロジェクトファイル」を見てください。
ダイアログが出る理由
プロジェクトを開くたびに、Celas Studio はすべての動画レイヤーとオーディオレイヤーの保存されたパスを確かめます。そこにファイルが見当たらないレイヤーは一つにまとめられ、読み込みが終わった時点で「見つからない素材」のダイアログが自動で開きます。読み込んだばかりの素材でこれが出ることはありません。読み込んだその瞬間には、ファイルは明らかにそこにあるからです。
ダイアログには、見つからないファイルごとにカードが一枚ずつ並びます。ファイル名、保存されていたパス、そして参照ボタンです。上の案内も率直です。これらの素材ファイルが見つからないので、参照からつなぎ直してください、と書いてあります。
ファイルをつなぎ直す
- 直したいファイルのカードで参照をクリックします。
- 新しい場所でファイルを見つけて確定します。動画は mp4、mov、avi、mkv、webm を、音声は mp3、wav、ogg、flac、aac、m4a、ac3、opus、wma を受け付けます。
- ファイルがうまく読めれば、そのカードは一覧から消えます。
- ほかのカードにも同じことをします。カードが全部なくなると、ダイアログは自分で閉じます。
選んだファイルが読めないとき(形式が違う、あるいは壊れている場合)、カードは残って赤くなり、このファイルは読めなかったので別のものを試すよう伝えます。別のファイルを選んで、もう一度やってみてください。
スキップが残していくもの
スキップは、残っているカードをすべて一度に片付けてダイアログを閉じます。まだつなぎ直していないレイヤーは、失敗したパスを指したままです。リンクは直りませんし、レイヤーは壊れたまま残ります。
ファイルの長さが変わっていたとき
つなぎ直しは、パスを差し替えるだけではありません。選んだファイルをもう一度調べ直し、そのレイヤーにすでにあるクリップを、いまの中身と突き合わせます。新しいファイルが前のものより短ければ、各クリップの長さはそれに収まるまで詰められます。負の値になってしまう切り詰めは 0 に戻され、クリップの長さを何もなくしてしまう切り詰めは、空で再生できない範囲を残す代わりに、クリップ全体へ戻されます。
この突き合わせがあるから、つなぎ直したクリップは真っ白ではなくキャンバスに見えたままでいられます。これがなければ、もう合わないファイルに対して切り詰めたクリップは長さゼロにつぶれてしまいます。