ドキュメント はじめに

はじめに

Celas Studio がどんなアプリで、何を作れて、このマニュアルをどう読めばいいのかをまとめています。

Celas Studio は、イラストレーターとアニメーターのための 2D アニメーションアプリです。ベクターシェイプ、ペイントしたラスターセル、ボーンリグ、キーフレームのタイムライン、カメラが、すべてひとつのプロジェクトファイルに収まります。絵とリグとアニメーションが、アプリの外に出ていく必要はありません。

このマニュアルは早期アクセス版について書かれています。どのページも、いま実際に動いているアプリに合わせてあります。初期値も範囲もキーも、ロードマップ上のものではなく、ビルドに入っているものです。

キャンバスにリグを組んだキャラクターを開き、その周りにレイヤー、カラー、タイムライン、プロパティのパネルを並べた Celas Studio のワークスペース。

何が作れるか

  • 一枚のイラスト。PNG、JPEG、WebP、BMP でエクスポートできます
  • アニメーション。MP4、MOV、WebM、アニメーション WebP でエクスポートできます
  • アニメーション GIF、PNGシーケンス、ゲームエンジン用のスプライトシート
  • ドット絵。キャンバス上のすべての描画がピクセルグリッドに吸着します
  • リグを組んだキャラクター。ボーン、ウェイト、メッシュ変形でポーズを付けられます
  • 作画アニメーション。タイムライン上でセルを一枚ずつ描いていきます

ひとつのキャンバスに、二種類の絵

シェイプレイヤーには、塗りと線を持つ編集可能なベジェパスが入ります。ラスターレイヤーにはブラシで塗ったピクセルが入り、フレームごとに違う絵を持たせられます。どちらも同じレイヤーパネルに積み重なり、同じボーンの下にぶら下がり、同じレンダラーからエクスポートされます。

合成はすべて 2D で行われます。カメラはマルチプレーンの動きのためにレイヤーを奥行き方向へ離せますが、3D モデリングの工程はなく、管理すべき 3D ジオメトリもありません。

このマニュアルの構成

全部で 9 つのセクションがあり、多くの人が必要とする順に並んでいます。「はじめに」ではインストール、ランチャー、画面、最初のアニメーションを扱います。「プロジェクトとファイル」は保存、プロジェクトを開くこと、読み込みの話です。「ツール」「描画とペイント」「レイヤー」で絵を作り、「リギング」と「アニメーション」でそれを動かし、「出力」でエクスポートと共有を扱います。

「リファレンス」には、何度も戻ってくる表をまとめてあります。キーボードショートカット、メニュー項目、ツールオプション、そしてアプリが設定をどこに置いているかです。

この種のソフトは初めてですか。「はじめに」を頭から読んで、そのまま「最初のアニメーション」へ進んでください。そのあとは、目の前の作業に必要なところへ飛んでかまいません。

表記のきまり

  • メニュー操作は「ファイル ▸ エクスポート ▸ アニメーション GIF…」のように書きます。文言も大文字小文字もアプリと同じにしてあります。
  • パネル、ツール、ボタンの名前は、画面に出ているとおりに書きます。
  • ショートカットは Windows と Linux のものです。macOS では、ページに Ctrl と書いてあれば Command に読み替えてください。断りがある場合はそちらに従います。
  • 初期値、範囲、単位は、その項目にあるかぎり必ず書いています。

早期アクセスについて

Celas Studio は早期アクセス版です。ヘルプ ▸ バージョン情報 にも早期アクセスの表示と同じ注意書きが出ます。機能は活発に開発中で、1.0 が出るまでに変わる可能性があります。

実際のところ、関わってくるのは次の点です。パネルやオプションの位置と名前が変わることがあります。いくつかの機能は Windows と macOS で挙動が違い、それが問題になるページには必ず書いてあります。そしてアプリには更新チェック機能がないので、新しいビルドは Steam から届きます。Celas Studio が売られているのは Steam だけです。

早期アクセスの間は、大事な作業のバックアップを自分でも取っておいてください。自動保存は初期状態ではオフです。環境設定でオンにしておけば、クラッシュしたあとに Celas Studio が復元用のコピーから戻すか聞いてきます。